血糖値の急上昇抑える!その3

「3時のおやつ編」


昼食同様 気をつけなければならないのが、間食です。

3時になるとコーヒータイムで、甘い物とコーヒーでホッと一息、こんな習慣を持っている方は多いと思います。

お土産で貰ったマドレーヌ、ビスケットを社内で配って食べることは、我が社でも同様です。

また、チョット小腹が空いてきた16:00位に、菓子パンを食べたり、コンビニスイーツを食べたり、営業の合間にコーヒーショップに寄って、アイスコーヒーにドーナツやシナモンパン、ワッフルというパターンも少なくないと思います。

僕の特集を読んでいる方はもうご存知だと思いますが、血管に一番ダメージを与えるのが、これらのスイーツです。

まさかみなさんの中にはいないと思いますが、清涼飲料水とお菓子を間食している40歳以上の方は、かなり問題です。

最も素早く糖を吸収するのが 清涼飲料水に含まれている ブドウ糖果糖液であり、ビタミンC レモン100個分とかのコピーに踊らされ、これらのペットボトルを飲みながらお菓子をボリボリ食べているのは、自殺行為と言っても言い過ぎでは無いです。

まして何も知らない子供に、日々 清涼飲料水とお菓子を日々与えている親は、子供に病気の要因を作っていることを認識して欲しいと思います。

昼食後2時間が経過してようやく正常値に戻った血糖値、そこに小麦と白砂糖の波状攻撃を受けたら、血糖値は再び急激に上昇し、インスリンは分泌し続けなければなりません。

この繰り返しが血管を少しずつ傷付け、サイレントキラーと呼ばれる成人病へと繋がっていくのです。

甘い物を食べるなら、精製された小麦粉の代わりに全粒粉を使ったもの、白砂糖を使わないスイーツを探すとか、お酢や豆乳、青汁を飲んでから食べるなどの工夫が必要です。

小腹が空いた時、一番良いのがミックスナッツです。

カロリーがあるので避けられがちですが、オメガ3の良質な油を含むミックスナッツは、糖質を全く含まない オヤツのホームラン王 (古くてゴメンなさい) です。

僕も、小腹が空いたら10粒くらい食べるようにしています。

ただしジャイアントコーンやピーナッツの衣揚げを含む6種類のミックスナッツはダメで、あくまでもアーモンド、クルミ、カシューナッツの3種類を炒った塩分ゼロのタイプがおすすめです。

おやつを侮ってはいけません。

小腹が空いた時こそ 血糖値を上がらないように考えて下さい。

血糖値の急上昇抑える!その2

「昼食編」

最も注意が必要なのが昼食です。

弁当やおにぎり、パンやサンドイッチ、ハンバーガーなどを買ってきて社内で食べる。

牛どん、天丼、カレー、そば、ウドン、ハンバーガーなどのファーストフードチェーンでサッと済ませる。

定食屋、イタリアン、ビストロなどで少し時間を掛けて食べる。

朝昼と抜いて、1日1食という方もいると思います。

血糖値で気をつけなければならないのが、食事の間の時間が空けば空くほど、食べた時の血糖値の上昇スピードが速くなるという事です。

ダイエットのために1日1食にしている方は、余程考えた食べ方をしないと、逆にマイナスになってしまいます。

確かに1日1食は、内臓を休ませ、消化酵素を代謝に回し、身体の回復を図る為には、必要なことだと僕も思います。

ただしくどいようですが、プチ断食をしたあとの食事の内容、食べ方の順番を無視すると、せっかくガマンした事が全て無駄になります。

朝食を抜いて ランチがその日初めての食事という場合も同様です。

その日の初めての食事が、牛丼だとしたら、最初に炭水化物、つまり糖質を摂ることになります。

またタレも糖質をタップリ含んだ甘ダレです。

朝食抜きで、いきなり糖質から摂取すると 吸収率はさらに高まり、血管をより傷付けることになります。

まずは繊維質から食べる、牛どんの場合は100円のサラダから食べる、ポテトサラダやマカロニサラダは炭水化物が含まれているのでNGです。

カレーはサラダから、カツ定食はキャベツから、魚定食は小鉢から、繊維質→タンパク質→炭水化物 の順番を守るようにして下さい。

弁当などは副菜が少ないので、もう一品繊維質の多い副菜を買って、そちらから食べるようにしましょう。

コンビニやコーヒーショップのサンドイッチだけはさすがに 添加物が気になって買うことが出来ないですが、おにぎりなど買う場合は、サラダをプラスで買うか、お酢のドリンクか豆乳を事前に飲むようにして下さい。

最も危険な昼食は、砂糖たっぷりな甘いパンと清涼飲料水の組み合わせ、血糖値を上昇させ、砂糖と油でカロリーも多く吸収してしまいます。

パソコンの前から動かず、甘いデニッシュとコーラで簡易に済ませている方は、血液検査を受けてみて下さい。

あなたの中性脂肪、コレステロール値は大丈夫ですか?

自炊出来ないお昼の食べ方の積み重ねで、あなたの血管年齢は変化するのです。

理想は定食屋さんで、オカズを多め、ごはん少なめ、出来たら玄米と納豆があれば最高です!

昼は炭水化物を摂ってもいいと思いますが、あくまでも少量を意識的に摂るようにすると、バランスが良くなると思います。

血糖値の急上昇抑える!

血糖値を急激に上げない!
健康はインスリン量を抑えること!

「朝食編」

一番危険な朝食は?

もちろん朝マックです。

ソーセージマフィンにハッシュポテト、アイスコーヒーにミルクとシロップ、どう考えても一気に血糖値を上げてしまいます。

コーヒーの代わりにコーラだったら尚更です。

さらに朝からミスタードーナッツを2個とコーヒー、あるいはコンビニの総菜パンやクリームパンにジュースなんてものを40歳過ぎて 一週間に3回位は覚えがあるかな? なんてあなたはすぐに病院で血管の検査を受けて下さい。

添加物は置いといて、炭水化物や糖質をいきなり食べることのリスクを是非知っておきましょう!

血糖値の上昇は、ボディブローのようにあなたの血管を傷付けていきます。

痛くも無いし体調も変わらない、だからこそサイレントキラーと言われる由縁ですね。

食パンにジャムも同じです。

パンケーキでも一緒です。

ごはんに納豆、玉子という和食派の方が遙かにマシですが、もう一品小鉢を、おひたしや酢の物、胡麻和えなどをまず食べるようにして下さい。

1人暮らしはこれがとても難しいのです。

さてそんなあなたのためにまずすることは?

一番簡単なのが、無調整の豆乳に青汁を混ぜて飲んでから食事する。

黒酢やリンゴ酢をまず飲む、ただし市販のパックの酢の飲料は、アステルファムやスクラロースなどの人工甘味料を始めとする添加物が入っているので成分表示のチェックをお忘れなく!

果物は糖分の半分が果糖なので、血糖値の上昇は単なるブドウ糖から比べると半分になります。

果物で最も糖分が多いのが、バナナです。

ヨーグルトに果物という場合には、グアバやイチゴなどが理想的ですね。

ちなみに朝食で野菜ジュースを飲むのがベストですが、やはり市販のパックを買っても飲まないよりは という程度で、物によっては添加物の被害の方が大きいものもあるので注意して下さい。

ジューサーの場合は酵素を重視して繊維質を除く、ミキサーの場合は繊維質は摂れるが 酵素は回転で少なってしまうという性質があります。

ジュースで朝食を終わらせるならジューサーで、その後食事をする方はミキサーとめんどうですが使い分けてみてはいかがでしょうか?

朝食を全く食べないよりは、胃に負担を掛けないジュースだけでも摂りたいものです。

気をつけたいのが、朝食を全く食べず、空腹の状態で炭水化物を摂ってしまうことです。