免疫力UPのためのその6

塩分を控え上質な塩を摂る!

免疫力を上げ 病気になり難い身体作りのためのその6は、塩分を意識的に控えることです。

成人男性の1日の塩分量は9g、女性は7.5g 以内と言われています。

しかしラーメンの汁まで飲み干してしまうと6g〜9gもの塩分を摂ってしまうことになります。

つまり1日の塩分摂取量をこの一杯で使い切ってしまうということです。

つけ麺の塩分濃度はさらに高く、残ったスープを足して(割りスープ) 飲むことは、中年以降の皆様には自殺行為だと言えます。

昔はラーメンの残りスープにごはんを足して、おじやにして食べることを楽しみにしている方もいらしゃると思いますが、要注意ですね!

血圧の高い方は塩分の摂りすぎに注意していると思いますが、その理由は 塩分を摂ることで身体がバランスを取ろうとして、水を飲む、つまり水分を貯め込みます。

その結果、血液中にも水分が多くなり、血流が多くなり、血圧が高くなったり、血管がもろくなったり、むくみが出たりするのです。

またカルシウム不足から骨粗しょう症や認知症、胃ガンの原因のひとつにも数えられています。

もちろん塩分は身体のミネラルバランスを保つ必要不可欠な栄養素です。

だからこそ良い塩を摂りたいものです。

間違っても味の素の食卓塩などの化学調味料を使うのでなく、きちんとした岩塩を使って下さい。

化学調味料にはミネラルは含まれていません。

塩が栄養素なのは、海水に豊富なミネラルを含んでいるからで、岩塩は甘味すらあります。

化学調味料で塩味だけを求めるのでなく、ミネラルたっぷりな岩塩を適度に使うのが 上手な塩の使い方と言えます。

夏場に汗をかいたら、糖分の多いポカリを飲むのではなく、水に少々の岩塩を舐めるのが一番かもしれません。