免疫力UPのためのその7

糖分を控える 2

免疫力を上げ 病気になり難い身体作りのためのその7は、糖分を意識的に控えることです。
砂糖の話しは何故か長くなってしまうので続編です。

精製された白砂糖の糖質は99.2%です。

精製された砂糖には、中毒性が麻薬と同じようにあると言われています。

イライラしたときや、頭を使ったときに、甘いものを食べたくなります。

しかし実際は、脳に必要なブドウ糖は、私達の体の中で自然とつくり出されるのです。

ブドウ糖をカットすることによって脂肪からケトン体という物質が作られ、ブドウ糖の代わりに 脳の栄養分になることが分かっています。

前回も書きましたが、人間はこの100年間で、なんと20倍の砂糖を摂るようになりました。

糖分が貴重だった時代からすると、今は糖分が溢れています。

人間の体はこれだけの糖分に対応するように、まだ適合されていないので、しっかり内臓脂肪に蓄えてしまうのです。

また糖分を栄養素とする脳を保護するために、ケトン体から脳が必要とする糖分を摂取できるようになっているのも、糖質を摂ることが困難な時代を乗り切る人間の進化なのでしょう。

あと何百年たったら、余分な糖分を排出するように人間の身体も変化を遂げているかもしれません。

しかし今では、食品業界が引き起こした砂糖中毒で、私たちの体は高血糖状態を引きおこし、その結果インスリンが過剰に分泌され、健康への被害を招いているのです!

血糖値の上昇を抑えるインスリンの量は、人の一生でほぼ決まっている量と言われています。

つまりインスリンを無駄に使い過ぎると、あとで後悔することになります。

またインスリンは肥満を促進させるホルモンを分泌させます。

つまり血糖値の急激な上昇をインスリンで抑えることを無制限に繰り返していると、糖尿病のリスクと共に、肥満のリスクも抱えることになるのです。

「糖分は、習慣性であり依存性です。」

間違っても朝食や昼食で、菓子パンだけというのはやめて下さい!

糖質と脂質と炭水化物だけ、そんな食事はあなたの老化を早めるだけです。

スタバに置いてある甘い菓子パンのカロリーを、見たことがありますか?

多いものだとシナモンパン1個で450kcalもあります!

菓子パンはジャンクフードの典型ですよ(≧∇≦)

砂糖、塩、油 これら中毒性のある調味料をコントロールすることが、食生活の改善にはとても必要なことです。

自分も以前は 3時のオヤツに甘いものを買ってきて食べていました。

しかしコンビニデザートなどは、成分表示を見てしまうと、なかなか買えなくなってしまいました。

白砂糖を黒砂糖やラカントに替え、極力甘さを抑えたあずきや、小麦粉の替わりに大豆やアーモンドの粉を使い炭水化物を抑えたケーキなどがあればいいですね。

甘いものを食べたくなったら、バナナを1本食べると違いますよ。

健康への自信を持ってる方も、食生活を意識していかないと、常に生活習慣病へのリスクを持っているのです!

健康への意識とは、気にかけることです。