血糖値の急上昇抑える!その4
「夕食編」
オヤツ編で書いたように、空腹な状態で夕食にならないように ナッツなどで小腹を満たすことが大切です。
自宅での食事だと、野菜などの繊維質⇨魚や肉などのタンパク質⇨最後に炭水化物 という流れが上手くいくのでしょうが、外出だとそうはいきません。
とりあえずビールで乾杯!
ビールは炭水化物ですよね。
当社で運営している 北千住の居酒屋 月味座(つきみくら)では、お通しの中にお酢のドリンクを入れています。
お酒の前に お酢で乾杯してもらいます。
お酢を一杯飲んでからビールを飲むと、多少ですが血糖値の上昇スピードを抑えられます。
お酢が無い場合、居酒屋でまず最初に注文するのがもずく酢です。
もずく酢には、お酢もそして繊維質も含まれているので、冗談のようですが、先ずはもずく酢で乾杯してからビールを飲むのはいかがでしょうか?
くどいようですが、炭水化物を口に入れる前に 何を口にしたら 血糖値も上昇スピードを抑えられるのか、こんなささいな事を習慣化させていく事が、健康を考えることだと思います。
ビールや日本酒が敵なのでなく、最初に飲むならハイボールや焼酎などの蒸留酒からスタートし、もずく酢やサラダなどの繊維質を摂ってからビールや日本酒を飲む という風にしたらいかがでしょう。
赤ワインも糖質は少なく、ポリフェノールなどの抗酸化物質を多く含んでいるのでオススメです。
家飲みだと糖質ゼロのホッピーなども良いと思います。
最近、糖質ゼロのビールテイストドリンクが多く販売されています。
ただし、レモンハイやグレープフルーツハイなどの糖質が少ないものは、アステルファムなどの人工甘味料を使っている事があるので、しっかり成分表示をチェックして下さい。
またフレンチやイタリアンでも、最初にパンが出る事があっても、サラダから食べるようにして下さい。
デザートはパンやパスタなどの炭水化物の総量を自分で考えて、注文するかどうかの最終決定するようにぢて下さいね。
pizzaだけをビールと共に食べるのは、問題有りですね。
今回の特集でお分かり頂けたと思いますが、よほど考えて食べないと、血糖値のコントロールは難しいということです。
カレーや丼もの、ラーメンやうどんなどを良く食べる方は、血糖値を急激に上げないための食べ方を研究して、少しでも取り入れるようにして下さい。
この食べ方を心掛けるだけで、中性脂肪は確実に落ちるはずです。
僕自身がかつて180以上あった中性脂肪が、今は59前後で安定しています。
僕の空腹時血糖値が118で若干高いため、とにかく意識するのが食後血糖値です。
食べた直後に10分でも良いから散歩することで、血糖値を下げることが出来ます。
特に夕食後の少しの散歩は有効的なので取り入れてみて下さい。