肉の赤身健康法!

肉は重要なタンパク源

高脂血症の人は別ですが、老化防止の意味からも、良質の肉を適量とることが必要です。

肉はコレステロールの面から敬遠する人も多いのですが、丈夫な細胞膜を作る点からも、適度なコレステロールは必要だと言われています。

特に意識して取りたい肉が、豚のヒレ肉です。

豚肉には牛肉の約10倍のビタミンB1が含まれています。

豚肉を100〜150g 食べるだけで、1日に必要なビタミンB1を摂取したことになります。

ビタミンB1は疲労回復には欠かせない栄養素です。

豚のヒレ肉は、バラ肉と比べてビタミンB1は約2倍、カロリーは約半分と言われています。

ロースだったらヒレの方が、身体のためには絶対に良いですね!

また鶏のムネ肉は、脂肪の多い皮の部分を除くと、タンパク質が22%、脂肪はわずか1.5%です。

ちなみに、料理から鶏皮は全て取り除いて使い、鶏皮は辛味を付けてそのまま炒めて、脂を落として
ツマミにしても良いかもしれません。

脂肪の少ない肉などは、つまり私たちの細胞構成するためのタンパク質を摂取するためには、理想的な食べ物といえます!

タンパク質が足りないと、血液中のアルブミンの値が低くなってきます。

これが少ないと、栄養失調や肝臓障害が疑われます。

良質のタンパク質をきちんと摂取してる人ほど、長生きできることが証明されています。

ただしできるだけ脂身の少ない赤身の部分を、茹でたり蒸したりする調理法で、低カロリーで摂取することが大切です。

肉の脂身は甘さがあってとてもおいしいのですし、最近 この脂身である飽和脂肪酸の摂取は、サラダ油などのリノール酸の摂取よりも身体に悪くないと言われています。

トランス脂肪酸の含まれているマーガリンやショートニングよりもバターの方が身体に良いというのが、最近の認識です。

確かに飽和脂肪酸は、細胞膜の材料となり必要なものですが、摂りすぎると中性脂肪として蓄えられてしまうことも事実です。

あくまでも 糖質を完全にカットしている方が、糖質で摂るべきエネルギーを飽和脂肪酸からも摂っても良いと認識すべきです。

糖質も摂り、飽和脂肪酸も摂りでは 摂取カロリーが多すぎて、体内に蓄積してしまうので、自分の食生活をキチンと考えた上での飽和脂肪酸(脂身)の摂り方に注意して下さいね。

つまり 焼鳥屋さんで ビールやゴハン類を食べるなら 鶏皮を食べ無い、ハイボールにサラダ、焼鳥だけなら皮もOKと思えば簡単ですね。

上手に肉を食べることで、上質なたんぱく質をよ摂取しいつまでも、若々しくいられるようにしてください。