免疫力UPのためのその7
糖分を控える!
免疫力を上げ 病気になり難い身体作りのためのその7は、糖分を意識的に控えることです。
WHOでは、成人の1日あたりの理想的な砂糖摂取量は 小さじ6杯 約25g以内としています。
これは、コーラ500mlで60gの砂糖量は 2日分より多い量です。
微糖の缶コーヒーでも200mlで6gの砂糖が使われています。
菓子パン1個で、15〜20gの砂糖が使われているので、菓子パンとコーラをランチにしたらとんでもないことになってしまいますね!
またカロリーゼロのコーラなどは、砂糖の100倍以上の甘みを感じる 人工甘味料を使用しています。
スクラロース、アセスルファムK、L-フェニルアラニン化合物、ステビア、ソルビット などの甘味料は 毒性が強く、発ガン性があるとも言われています。
もちろん少々飲んだからすぐにどうこうあるとは思えないのですが、添加物を極力摂っていない方は 明らかに身体の不調を感じるそうです。
このように 清涼飲料水が、子供たちにどれだけ大きな健康被害を与えているか、親がきちんと知るべきです。
毎日意識無しに外食やコンビニで食べてしまうと、塩分や糖分を遥かに摂りすぎることになります。
もちろんカロリーの問題だけでなく、中性脂肪や悪玉コレステロールの増加にもつながり、ガンが最も喜ぶ栄養素が、この2つの摂りすぎなのです。
特に糖分は、100年前の我々のご先祖様は果物で摂るしかなかったくらい貴重な物でした。
そのため糖分を栄養素とする脳の為にも、ブドウ糖からだけでなく、脂肪を燃焼させケトン体として脳を始めとするエネルギーとして使われるのです。
糖質ダイエットとは、ブドウ糖からエネルギーを補給するのではなく、このケトン体からエネルギーを得ることでダイエットを行うものです。
つまり、過剰の糖質の摂りすぎはエネルギーとして使用し切れない分を皮下脂肪に蓄えるようになっています。
これは 何千年と糖質不足に悩まされ、余分な糖質は即蓄えることが必要だった長年にわたる我々人間の生存本能が、ここ100年足らずの時間では、未だに修正し切れていないということです。
さらに精製された白砂糖は、消化するのに莫大な消化酵素を必要とします。
つまり アンチエイジングの反対、老化を促進させる大きな原因とも言えます。
調子の悪い時に、白砂糖をタップリ含んだ洋菓子を食べるという事は、代謝酵素を少なくし、自然治癒力を減退させることにつながります。
塩分より糖分、特に精製された白砂糖を避けることは、病気になりにくく、免疫力を上げることにもなるのです。
現代社会では、白砂糖の過剰摂取を避けるには、相当の意識を持たなければなりません。
白砂糖だったら黒砂糖やテンサイ糖、ラカントやハチミツなど、甘味の摂り方を自分なりに工夫してみましょう。