免疫力UPのためのその9

焦げ目を避ける!

免疫力を上げ 病気になり難い身体作りのためのその9は、焦げ目を避けることです。

今日は物凄く大切な焦げ目のお話しを!

AGEという言葉を聞いたことがありますか?

「週末糖化産物」と呼ばれもので、老化の原因と言われています。

AGEが血管に溜まると 脳梗塞や心筋梗塞の原因となり、皮膚に溜まるとシワやシミになります。

目に蓄積すると白内障、骨に蓄積すると骨粗相症になります。

さらには腸内環境を悪化させ、慢性炎症反応の原因にもなりなす。

酸化が身体のサビだとしたら、AGEはまさに身体の焦げなのです。

AGEを溜めないことが、そのまま老化防止になるのです。

このAGEは、「タンパク質」と「糖分」と「熱」が加わることで発生します。

血糖値の高い方が、「体温」と「タンパク質」で「体内」で発生する場合と、「食べ物」から吸収する場合とふた通りあります。

例えば、ホットケーキ、小麦は炭水化物つまり「糖質」であり、そこに玉子や牛乳を混ぜると 「タンパク質」を加わることになります。

ホットケーキを焼いた時に出来る美味しそうなキツネ色を食べると確実にAGEが蓄積されます。

焼き鳥はタンパク質で、これに甘いタレ つまり糖分を加えたものを 強い炭火で焼いた時の焦げ目からもAGEを摂取することになってしまいます。

つまり、焼き鳥を食べるなら塩で注文した方が身体には優しいのです。

バーベキューや焼肉もタレを付けてから焼くのでなく、焼いてからタレを付けるようにした方がAGEを抑えれらます。

大好きな蒲焼きだけは、仕方無いのかなあ、白焼きもいいけど、あのタレとごはんの相性が抜群なので、多少の焦げ目には目をつむってしまいます。

また身体の内側から作られるAGEは、血中ブドウ糖が溢れ出すと、体内のタンパク質と体温で作られてしまいます。

つまり、血糖値が高い状態が長時間続くことで、糖尿病だけでなく、AGEも増加して、血管を始めとする臓器を傷付けるのです。

血糖値の上昇を少しでも抑えることが如何に重要なことかお判り頂けましたか?

ブドウ糖果糖液の含まれた清涼飲料水を飲み、ホットケーキや 急激に熱せられた和風バーベキューそーのハンバーガーを食べる食生活は、中性脂肪を上げ悪玉コレステロールを上げるだけでなく、AGEを取り込み 老化を促進させていくのです。

子供達に平気でファストフードの食事を与えているお母さん達に、正しい食生活を指導することが、食育であり、医療費の削減と健康寿命のアップに繫がるのです。

「AGE 」というキーワードは、アンチエイジングだけでなく、免疫力アップにも大切なことなのです。