身体に良い油を摂ろう! NO2

いつまでも若々しくいられるアンチエイジング法を紹介


植物油には、オメガ3、オメガ6、オメガ9 の3種類の油があると書きました。

我々が摂取している油のほとんどが、オメガ6 で この油を摂取しすぎると 、免疫力の低下を招きます。

また加熱や時間の経過によって酸化しやすいので、老化の原因になりがちです。

実はこの油の酸化が大きな問題なのです!

例えばカップ麺、賞味期限はかなり長いし腐りそうもないですよね、スナック菓子なんかも賞味期限が過ぎても問題なく食べられます。

しかし ここで問題なのが 時間と共に劣化する油なのです。

時間が経ったポテトチップスなどは、明らかに味が違います。

これは油が古くなり酸化してしまったからです。

一度加熱された油は 酸素に触れると酸化するスピードが早くなります。

この酸化した油を摂ってしまうと 私たちの身体も酸化してしまう、つまり活性酸素により老化してしまうのです。

古くなった油、特に加熱したものは注意して下さい。

立食いソバの天ぷら、まさか1日経過したものを使っていないと思うのですが、たまに一口食べて明らかに 酸化している天ぷらにぶつかることがあります。

これは 揚げてから相当時間が経ったのか、揚げる油の管理が悪く 油そのものが劣化し酸化状態になってしまっているかなので、もったいないからといって食べないで下さい。

また油は劣化すると、マーガリンやショートニングに多く含まれている トランス脂肪酸が発生します。

これは悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化やアレルギーの原因とも言われているので注意して下さい。

天ぷらにしてもトンカツにしても、油を継ぎ足しして使っているお店が殆どです。

営業用の大量の油であれば 揚げカスをきちんと取り、空気になるべく触れにくい専用の容器で保管し また直ぐに使うのであれば 何回か使用することが出来ます。

ただし 油の使う量の少ない家庭の場合、特に水分の多い魚介などの揚げ物をした時などは、なるべく使い切ってしまって下さい。

保存して使い回しする場合は、少なくとも1週間以内に使用するようにしましょう。

時間と共に劣化が進むので、どんなに保存状態が良くても2週間以上使用していない油は使わないようにして下さい。

ちなみに 油の色が濃くなったり 濁ってきたりした場合、粘り気を感じたり、臭いに違和感を感じた場合は使わないようにして下さい。

油の摂り方であなたの健康年齢をアップ出来るのです。

油はカロリーが多いから避けるのではなく、油があるからこそ 体温の維持が出来たり、ビタミンの吸収が出来たりするのです。

油を知り、上手に摂り入れることでが アンチエイジングに繋がります!