身体に良い油を摂ろう! NO4

絶対に摂ってはいけない油

「トランス脂肪酸」を再度深掘りしましょう!

トランス脂肪酸には、天然に食品の中に含まれているもの、油脂を加工・精製する工程でできるものの2種類あります。

乳製品やサラダオイルにもわずかなトランス脂肪酸が含まれていますし、使用頻度の多い油などもトランス脂肪酸が増えてきます。

最も問題なのは、水素を混ぜて人工的に作られるトランス脂肪酸です。

「狂った油」と言われるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし 善玉コレステロールを減らし、動脈硬化の発生率を高めます。

またアレルギーやアトピーの原因とも言われ、WHOでは摂取量を減らすことを提言し、アメリカFDOでは 心臓病の恐れがあるからと トランス脂肪酸の規制をしています。

もちろん 1日の摂取量は、アメリカ人と日本人では全く違います。

ハンバーガーにステーキ、菓子パン、スナック菓子をヘビーに食べるアメリカ人と、刺身を食べている日本人では、圧倒的に違いがあることは事実です。

日本では 心臓病との因果関係ははっきりしていないが、出来るだけ減らすように努力して欲しいという勧告だけです。

マーガリン ショートニング に多く含まれているトランス脂肪酸、食パンですら含まれいます。

確かに そんなに食べる訳じゃないので気にする必要も無いという方もいます。

しかしマーガリンをバターやオリーブオイルに替えたとしても、外食やオヤツに含まれているトランス脂肪酸を全て排除することは出来ないのです。

せめて家庭では意識して使わないようにしてみてはいかがでしょうか?

添加物と同じく、実験で悪い結果が出ても それは極端な量だからで、通常我々の食べている量では問題無いという専門家もたくさんいらっしゃいます。

しかし、リスクを少しでも軽減することが 我々の出来る健康法なのではないでしょうか。

ショートニングを使ってポテトを揚げると、カラっと揚がり美味しく頂けます。

マックのポテトはそのカラっと揚げることにこだわり、他社が全くショートニングを使わない中、ただ1社 使い続けています。

コクを出すためラードの風味のする添加物を加え、ポテトを潰して増粘多糖類と保存量を加えた 腐ることのないポテトは、記憶に残る味に徹底的にこだわったマックの真骨頂です。

かつて大好きだったこのポテト、今は食べることは全くありません。

食育を考えると、子供達に食べさせることだけは避けたいと思ってしまいます。

トランス脂肪酸は私達の意識で、その摂取量を減らすことが出来ます。

まずは成分表示で、ショートニングと記載されているものを出来るだけ 買わないようにすることから始めてみましょう。